#05
営業統括部
吉川 美優YOSHIKAWA MIYU
「わかる」
「できる!」を
実感できる若手育成
文系の大学に通っていたこともあり、就職したときは金融に関する知識はまったくない状態。しかし、さまざまな研修会や勉強会で基礎から学び、理解を深めていった。そして現在は、若手職員育成を担当。
ゼロからスタートしたからこそ気がつく「あったらいいな」を取り入れ、知識の習得だけでなくモチベーションアップも目指す。そして自分自身もモデルとなるように、日々楽しみながら勉強中。
主な経歴
2018年 垂水支店着任(ハイカウンターテラー担当)
2019年 六甲道支店へ配属(ロウカウンターテラー、個人取引担当係担当)
2021年 営業統括部へ配属(営業企画担当)
現在に至る
現在の仕事
若手職員が基礎を習得し、
個性を伸ばす研修会を運営
私は若手職員の育成に携わっており、主に研修会の運営を担当しています。研修会は、金融商品に関することだけでなく、社会人として必要なビジネスマナーや、営業担当者を対象にした基礎研修などさまざまです。まだ金融の知識が少ない若手職員が着実に知識を習得して自信をもてるように、グループワークやロールプレイング、クイズ形式を取り入れるなど工夫しています。内容は何度も会議を重ねてつくり上げていくのですが、時には支店長や若手職員にアンケートを実施して、現場の声を反映するケースもあります。講師は本部の職員が担当することもあれば、現場のリアルな声を伝えるために支店の先輩職員に依頼したり、外部の企業や研修会のプロに依頼したりすることもあります。
研修では金融の知識を身につけることはもちろん、広い視野で銀行業務をとらえる意識をもつようにすること、一人ひとりの個性を伸ばすことを大切にし、さまざまな部署と連携しながら取り組んでいます。
仕事を通じて感じる但馬銀行の魅力・強み
本部と支店が連携して
個別性の高い育成を目指す
若手職員育成を担当して感じるのは、銀行全体で職員を育てる文化が根づいていることです。本部主導の研修会だけでなく、支店主導の勉強会も実施するなど、先輩職員が若手職員のスキルアップをサポートする姿勢を強く感じます。
具体的には、全員が集まる本部主催の研修会に加え、地域で分かれている6つのブロックごとに独自の勉強会を行っています。ブロック単位の勉強会は少人数で行うので、それぞれの課題や悩みの解決に向けてしっかりとサポートすることが可能です。もちろん本部の職員にも気軽に相談できる環境づくりに取り組んでいます。このように、本部と支店の職員との距離が近いことも但馬銀行の特色です。
印象に残っているエピソード
営業に苦手意識があった職員が
お客さまとの対話を
楽しみにするように
さまざまな研修会を実施するなかで特に若手の成長を実感できるのが、預かり資産トレーニーという研修会です。これから営業活動をはじめる職員、または営業活動に苦手意識のある若手職員を対象にした会で、金融商品の知識やお客さまへの提案方法を、少人数形式で約6日間にわたって学習する内容になっています。基礎から応用まで学べるだけでなく、配属店舗や担当係などにも配慮しながら、一人ひとりの不安や悩みを解消するアドバイスを行っていることが特長です。
研修会初日は「営業に不安があり億劫だ」、「提案はしているけれど実績につながったことがない」など消極的な発言をしていた職員が、研修会終了時には「はじめて提案を受け入れてもらった」、「お客さまと話すのが楽しくなった」と報告してくれることがよくあります。こうした声を聞くと本当にうれしく、私自身のモチベーションになっています。
ビジョン
若手職員の
笑顔があふれる
銀行にしていきたい
私は入行5年目ですが、その間でも但馬銀行がどんどん進化していると感じています。若手職員の育成という面では、気軽に悩みを相談して解決できる環境づくりに取り組み、かたちになってきた手応えをつかんでいます。
これからも現状に満足することなく、若手職員がいきいきと働き、成長していけるサポートをして、笑顔あふれる但馬銀行にしていきたいです。
多様な働き方が生まれている今、先輩社員のとある一日のワークスタイルを紹介します。
学生へのメッセージ
但馬銀行は、「こんな業務に挑戦したい」、「こんな地域で働いてみたい」といった希望を実現できるチャンスがある職場です。そして、人が生きていくために欠かせないお金を扱う仕事で、多くの人の力になれる素晴らしい仕事です。これから入行されるみなさんには、自分の個性を発揮して活躍されることを期待しています。一緒に働く日を楽しみにしています。