#06
但馬営業部 課長
地域連携室 地域連携推進グループ・
人材サポートデスク
中島 高幸NAKASHIMA TAKAYUKI
但馬銀行だからできる
地方創生に情熱を注ぐ
「地元経済の活性化に貢献したい」という目標をかたちにするため、地域に根ざした活動をモットーとする但馬銀行へ。
現在は地域の企業や行政と連携して、企業の人材支援や若者の就職支援など、地方創生につながる独自コンテンツの企画・運営を担う。地域をよく知り、地域の方々と信頼関係を築いている但馬銀行だからこそできる取り組みに、大きなやりがいを感じている。
主な経歴
2001年 和田山支店着任(和田山支店、八鹿支店に通算6年在籍)
2007年 頭取室(現秘書室)
2008年 経理部 主計課、資金証券課
2012年 経理部 資金証券課長
2015年 法人営業部 地域密着推進課長
2020年 但馬営業部 課長
現在に至る
現在の仕事
地域活性化のために
行政や企業と新事業を展開
地域連携推進グループ・人材サポートデスクでは、行政や取引先企業と連携し、地方創生に貢献する事業の企画・運営を行っています。新事業を立ち上げるためには、まず地域経済への影響が大きい分野を絞り込み、協力パートナーや具体的なコンテンツ内容などを決めていきます。
私たちの活動のもうひとつの柱となっているのが、人材紹介事業です。地域には新しい事業を展開したいと考えていても、対応できる人材を確保できないという課題を抱えている企業が少なくありません。こうした状況を改善するために、お悩みの企業と人材紹介会社とのマッチングを図る中途採用支援を行っています。
その他にも若者のUターン・Iターンのサポートや、企業の働き方改革に関する相談対応、さらには地域の観光活性化の事業なども手掛けています。
仕事を通じて感じる但馬銀行の魅力・強み
企業との信頼関係が
効果を生みだす事業の起点
事業に取り組むうえで大きな強みとなっているのが、当行の地域に密着した姿勢です。但馬銀行は兵庫県を中心に69カ所の支店があり、長年にわたって多くの企業と取引をさせていただいており、経営や事業の強みを把握しています。そして地道な活動を通じて信頼関係を築いているため、さまざまな企業や行政との連携・協力が可能です。人材紹介に関しても、課題に直面した企業は当行に真っ先に相談してくださるので、人材紹介だけでなく、新規事業への融資につながるケースもあります。
また、県内出身者が多いこともあり、地元に対する思い入れのある方が大勢いることも特徴です。こうした地域愛も当行の強みになっていると感じます。地域に対する思い入れのある方。地域の特性や動向に精通していて、お客さまや地域のために全力で業務に取り組んでいることが、効果を生みだす事業につながっているのだと思います。
印象に残っているエピソード
将来の経営者を育成する
ビジネススクールを立ち上げる
地域連携推進グループ・人材サポートデスクはこれまでに多くの事業を手掛けてきましたが、特に印象に残っているのは「次世代リーダー育成ブートキャンプ」です。近年、「後継者がいない」、「経営幹部の育成が進んでいない」といった課題を抱え、経営を継続するのがむずかしくなっている企業が増えています。こうした課題の解決に向けて、経営者やリーダーを育成するビジネススクールを2020年に立ち上げました。
年間の学習プログラム策定や講師の依頼など、すべてが一からのスタートで、当初は他のビジネススクールとの違いをうまく伝えることができず、実績もなかったため、なかなか企業の賛同を得られませんでした。しかし少しずつ事業の目的や内容が評価されるようになって受講者も増え、現在も継続しています。
この事業を通じて意欲あふれる将来の経営者との出会いがあり、私たちも多くのことを学ばせてもらっています。
ビジョン
地域の企業にとって
今まで以上に
頼れる銀行に
地域の企業にとって但馬銀行が、今以上に身近で頼りになるパートナーとして認めてもらえるようになることが目標です。ビジネスが多様化・複雑化している状況に対応するのは簡単ではありませんが、尊敬できる経営者の方々から学んだことを活かして、課題を発見して解決するコンサルティング能力を高めていきたい。また、但馬銀行の一人ひとりの職員が個性を発揮して活躍できるように、スキルアップ支援に力を入れていきたいと考えています。
多様な働き方が生まれている今、先輩社員のとある一日のワークスタイルを紹介します。
学生へのメッセージ
最初は金融の知識がなくても、教育体制が充実しており、銀行内での研修を通じて一歩ずつ着実に習得できるので心配はありません。但馬銀行には地域愛にあふれ、モチベーションの高い職員が多くいますので、地域に貢献したいという気持ちとチャレンジ精神のある方は大歓迎です。